お雑煮

2005年1月1日 日常
学生時代に家庭教師をしていた子のお母さんは九州の出身だったそうで,1月になると授業の後に九州風のお雑煮を振る舞ってくれた。
それまでおふくろの作る,鶏肉の入った具沢山なけんちん汁風のお雑煮しか知らなかった私にとって,アゴ出汁のシンプルなお雑煮は新鮮で,しかもとても美味しい物だった。
で,そのレシピを聞いて以来,正月になるとそれっぽい雑煮を作るようになって,もう10数年になる。
 
 

とりあえず今回作ったお雑煮

昆布で出汁をとったら,アゴだしのパック(ティーパックみたいなやつ)を入れて,さらに出汁をとる。

ブリの切り身を一口大に切って出汁に入れ,アクを取りながら煮る。

大根を入れて煮る。

出汁を取った昆布を浅い鍋に敷き詰めて,餅を並べて,餅がひたひたになる程度水を入れたら煮る。

小松菜をラップにかけて,レンジでチンしたら水をかけてアクを流す。

盛りつけてできあがり。
 
 
ポイント
パックとはいえ,アゴ出汁を使えた。
いつもは煮干しで代用するんだけど,結構違うもんですな。

反省点
昆布は,前日から水に浸して置いた方が,断然いい味がでる。
今回はうっかりしていた。
ほんとは,アゴも昆布と一緒に入れておくといいらしいんだけど。
あと,手間を惜しまず,ブリはあらかじめ湯引きしておくべきだった。
湯引きしないなら,ネギなりショウガなりで臭みを消しておくべきだったかも。
ちょっと生臭かった。
 
 
私が作るお雑煮はいつもこんな感じ。

「まだまだ甘いぜ」

って声が九州の方から聞こえてきそうですが。
 
 
それにしても

今にして思えば,おふくろが他界する前におふくろのお雑煮を教えてもらうべきだった・・・
ふと,食べたくなることがあるんだよね。

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